スマホのウィルス被害は子どももあう?
“子どもがスマートフォンを利用する危険性について知らないと、いつの間にか「金銭トラブル」が発生することもあります。
最近になって、本当に子どもがスマートフォンを利用するのはありか、なしかを議論する声がインターネット上で高まっているのですが、子どもがスマートフォンを利用するケースでは以下の危険性が出てくるため、これほどさわがれるようになりました。
まず、子どもがスマートフォンを利用する危険性その1は「ウイルス感染による被害」です。ウィルス被害というと、パソコンやスマートフォンをよく触っている大人に多い・・・と勘違いされている人は多いのですが、実際は、子どもや若い女性の間で急増しているトラブルです。
なぜこのようなトラブルが増えているのかというと、大人であれば「有料のセキュリティアプリをインストールしている」ユーザーは多いのですが、子どもや女性の場合は「セキュリティアプリをインストールしていない傾向にある」からです。補足となりますが、パソコンやスマートフォンに最初からインストールされている機能は、ウィルス感染対策されているソフトやアプリではありません。中には有料のセキュリティアプリをインストールしているものもありますが、ファイアウォール以上の機能はないのでウィルス感染してしまった後はウィルス感染が拡大するのみです。
子どもの場合、スマートフォンのウィルス感染がどれほど危険なのか知らないため、インターネット検索で「危険なサイトです」と通知された場合も、危険性のあるサイトをそのまま利用してしまうことがあります。うちの子どもはそこまで馬鹿じゃない・・・と思われる方もいるかもしれませんが、「無料でゲームや漫画をダウンロードできるサイト」であった場合はどうでしょうか?
親に対して相談しても使うな・・・と言われるのは明白ですし、また、バレなければ問題ない・・・と考える子どもがたくさんいるため、この手口のスマートフォンのウィルス感染はトラブル件数がまったく減っていません。
子どもがスマートフォンを利用する危険性その2は「情報が盗まれる」です。
最近は大人でもクレジットカード情報を盗まれる人はいるのですが、子どもの場合は「プライベート情報を流出させる目的」で、インターネットサイトやSNS上で情報を盗もうとするユーザーがいるのです。
また、プライベート情報が流出する程度であれば子どもがスマートフォンを利用することの危険性に該当しない・・・と考える親もいるのですが、子どもの場合は「家族構成、家の住所、実名など」もばらしてしまう危険性があるので注意してください。
ひどいケースでは、怪しいサイトをクリックさせたりアプリをダウンロードさせておき、特定した住所に対して「料金を請求する」手口もあります。子どもは何もしらずにサイト上で契約してしまい、その後は有料のサイトを利用していることに気づいて親に相談する事例が増えています。
被害金額についてはまばらで、安いものであれば1万円程度で済むのですが、高いものになると10万円を超えるケースもありますし、業者の人間を名乗る者から時間を問わずに何度も電話がかかってくることになります。子どもの場合、こういった金銭面についてうといケースが目立つので、もし、子どもがアクセスできるサイトやSNSを制限したいのであれば、子どもの行動を監視できる「キッズケータイ」を持たせるようにしましょう。
スペックは低いのですが、キッズケータイはその代わりに親が子どもの行動を多く制限できる機能が搭載されています。”
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